KIRARI MACHINOHITO

キラリ・まちの人

ふるさとに 
芸術・文化・伝統・風土を育む

【社会貢献】 竹村 彰(たけむら あきら)

今回は能登川町にお住まいの好奇心旺盛のチャレンジャー、竹村彰さんをご紹介します。 

60才までは仕事一筋、定年後は社会貢献となる活動がしたいと思われていた竹村さんは、定年してすぐに始められるように、着々と準備をされていたそうです。

 

ですからその時が来てすぐに、近所の子供達の登校を見守るボランティア、草の根ハウスでの子供や高齢者向けのサロン開催のお世話など、地域に根差した社会貢献活動を実践され続けておられます。そんな活動の中で知り合った、本の読み聞かせ活動のグループ『トトロの森』へ参画されます。「メンバーが女性ばかりで抵抗もあったんですが、男性の役割も発見できて、今ではすっかり馴染んでいます」と話されます。幼児園や小学校へ出向き、本を読み聞かせるだけでなく、紙芝居も実演されているとか。図書館にない紙芝居の演目でも本を参考に作ってみると、これがなかなかの出来。

 

「お話を選ぶのも楽しいし、紙芝居作りにも自信が持てました」と笑われます。これらの活動は、もう8年もされてるそうです。
カメラを片手に散歩されるのが、毎日の日課だとか。撮られた写真は『おうみ写真館』というNHKの番組へ投稿されて、もう何回も放映されているんですって。勿論、ファイリングもバッチリ、完全保存です。それ以外のお気に入りの写真は、俳句を書込んで『写真俳句』として保管しておられます。

 

昔から得意な木工制作の作品も、家の内外にたくさん常の道具として使われています。デザインされたプランターの台、鉢を吊るすスタンド、イングリッシュ・ガーデンを彷彿させるバラのゲートなど。トトロをデザインした紙芝居の枠も、子供達には大好評です。

 

竹村さんが今最も夢中なのが詩吟だとか。
昨年に続き今年も予選を通過、滋賀県競吟大会への出場が決まって、猛特訓中です。

 

さて、今回キラリでご紹介しますのが水彩画です。以前、このコラムでご紹介した児玉さんとの出会いで、5年前から好きな日本の原風景を描かれています。「一つだけにのめり込まず、色々な事をやりたいんでなかなか描けませんが、カレンダーを作るために1年に12枚だけは絶対描くようにしてるんです」と竹村さん。近くの見慣れた風景や、懐かしさを覚える日本の街並みの絵が一杯です。出会いを活かしてすぐに挑戦される姿勢は、本当に素晴らしいですね。こちらも5年分のカレンダーとして、大切に保存されています。

 

セカンドライフを思う存分楽しんでおられる竹村さん。
「仕事1/4、ボランティア1/4、家の事1/4、自分の事1/4と思って活動しています。自分の事や好きな事だけやるのでは…、抵抗があるのでバランス良くやっていきたいですね」と竹村さんは笑われます。ちょっと忙しいですが、理想のセカンドライフですよね。皆さんも新たな挑戦始めませんか。

Contact

お問合せ

■ 法人のお客様はこちら

0120-072-834

月〜金 9:00-18:00 定休:土日祝

■ 個人のお客様はこちら

0120-15-4939

9:00-18:00