KIRARI MACHINOHITO

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【ハガキの達人】日根野 絹子(ひねの きぬこ)

今回は東近江市垣見町にお住まいの、ハガキの達人の日根野絹子さんをご紹介します。 

明るく元気な日根野さん。その秘訣は、毎日10枚書き続けられるハガキにあるそうです。

 

6年前、ある勉強会で『ハガキと掃除』の講演を聞かれました。元来、良いと感じた事はすぐ実行するタイプの行動派ですが、この時は強くひかれる何かがあって、すぐやってみたいと講話者にお礼状を書かれたそうです。「ハガキの力と意味について尋ねたら、まずは一枚、誰かに書いてみなさいと言われたんです。とりあえず実家のご両親にハガキを書いたら、今日まで毎日書くことになりました」と笑われる日根野さん。

 

実家のご両親に、ご主人やご両親に、息子さんに、お客様にとハガキを書き始め、年賀状だけのやり取りだった友人にもハガキを出しているうちに、ハガキを書くことが習慣となっていきました。今では毎日10枚以上ハガキを書き続け、時には『ひとり新聞』と題して自分の想いを70枚のハガキに込めて、全国のハガキ仲間に発信しておられます。

 

ハガキを書き続けるコツをお尋ねすると、「ハガキをもらった人が喜んでくれ、それが自分の喜びになったんですよ。幸せ感が高まったというか…。相手の事を思ってハガキを書いていると、感謝する人がたくさんいることに気付くんです。だから、落ち込むことや寂しいと思うことが無くなりましたね。何より、売上も増え商売も繁盛してますし…」と話されます。デジタルな時代だからこそ、手間暇かけたアナログな事が人の心に響き、不思議な大きな力になるのでしょうね。小さな最初の一歩が自分の習慣や考えを変え、その小さな結果の積み重ねが自信になり、周りの人達を変えていくんですね。

 

だから、続けられるのか…。

 

しかし、良いと解っていても現実は厳しいんです。何かをやり続けることは、強い信念がなければ簡単ではありません。「ハガキの良さを講演で聞いても、実行する人は1/ 100、続けられる人はその中の更に1/ 100と言われるんです。自分が1/10000になれた事は、今では私の大きな自信なんですよ。日根野と言えば、ハガキと言われるような、ハガキの伝道師になりたいですね」と話されます。強い意志でハガキ道に取組んでみませんか。まずはやってみることです。

 

日根野さんがスタッフの一人として参画されている『滋賀ハガキ祭り』。今年も4/6の日曜日に『第8回滋賀ハガキ祭り』が、草津市立まちづくりセンター(JR草津駅西口200m)にて10時~14時まで開催。
参加費2,000円 交流会費1,000円(お弁当付)です。

 

参加申し込みは下記まで

 

『第8回滋賀ハガキ祭り』 代表世話人 太田 宜子 氏
HP:090-5012-5876
メ―ルアドレス:o.yoshiko@ezweb.ne.jp

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