KIRARI MACHINOHITO

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【灯デザイナー】 小林直子(こばやし なおこ)

今回は東近江市小田刈(旧湖東町)にお住まいの、キャンドル制作・空間演出をされている小林直子さんをご紹介します。 

サーフィンに夢中で、アウトドアでの活動が大好きだった小林さん。野外でのキャンドルナイト体験で、暗闇のロウソクの炎の揺らぎや光に不思議な力を感じ、魅せられていかれました。それ以来、キャンドルナイトと聞くだけでワクワクされるという小林さんは、自分でキャンドルナイトを主催するために、2008年から、友達に教わったのをきっかけに独自でロウソクづくりを始められました。

 

小林さんのつくるロウソクは大きめの円柱形のものばかり、それには理由がありました。ロウソクの炎がランタンの様にロウソク自体を光らせ、色とりどりの灯りがキャンドルナイトの雰囲気を更に高めるからなんです。おまけに、風で炎が消えにくくなりますしね。「芯の太さや長さのバランスもありますけれど、ロウソクの直径が細すぎると溶けますが、直径10㎝以上のモノは周りのロウが残るんです。様々な色を作ることにこだわり、造形物として形を残し、それぞれの高さで灯りを演出する事を大切にしています」と話される小林さん。そのためには融点の違うロウや、成分の違うロウを使い分けながら型に流し込まれるとか。

 

「気温によって効果の出方が変わるんで、同じように作っても季節によって模様や色が違ですよ」と話されます。クラフトフェアや各地のイベントに出展する様になって、小さいサイズの作品のニーズがあると解ったそうです。自分がキャンドルナイトを楽しむだけでなく、知人や大切な人に小林さんのロウソク、『NAOHA Candle/ナオハ・キャンドル』をプレゼントしたいと思う人がたくさんいたのです。意外に男性にも人気の『NAOHA Candle/ナオハ・キャンドル』。「女性は興味がなければそのまま飾られますが、男性はとりあえず火をつけて使ってみられますから、新発見の感覚に感動されるみたいです」と小林さんは話されます。

 

現在、キャンドルを使った空間演出家として活躍中の小林さんは、音楽、マッサージ、ヨガ、リラクゼーション、結婚式場など、多方面にわたる人達とコラボレーションしておられます。

 

たアロマオイルを、溶けたロウの中に垂らし香りを楽しみながら炎の揺らめきをダイレクトに感じ、間接照明にはない癒しの時を体験できるとか。「キャンドルの魅力を解ってもらうには、お風呂で体験してもらうのが一番。短時間でも、きれいで効果的な揺らぎ体験ができます」と、ピンクのかわいいキャンドルをプレゼントして下さいました。一度やってみなきゃ。

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