KIRARI MACHINOHITO

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【ヨガインストラクター】西村 祥子(にしむら さちこ)

 今回は東近江市今町(旧能登川町)の興福寺でヨガ教室『マタンギヨガ・アンド・ライフ』主催のインスタトラクターであるSachikoこと、西村祥子さんをご紹介します。

 

長年海外で仕事に就かれていた祥子さんは、忙しい日々の息抜きの時間として出来る事を探されていました。スポーツジムでのトレーニング、水泳、ランニングと色々体験されましたが、一番長く続いたものがヨガだったそうです。「自分を見つめる時間が持てること、気分に応じて多種のスタイルに取り組めること、短時間でも気持ちが落ち着いて、心も体もリフレッシュできることが魅力ですね」と話されます。

 

結婚を機に滋賀県の能登川に定住された祥子さんは、興福寺の寺庭(住職の妻)として勤めに励まれながらヨガを学ばれ、3年前に全米ヨガアライアンスRYT200の公士資格を取得されました。その頃からお寺の在り方について、ご住職や檀家さんが「人が集まる寺にしたい」「開かれた寺にするには」などと議論されていたこともあって、本堂でも座禅(ほほえみ座禅会、ヨガや食事などの健康のため講座など、本堂を日々の生活の中で楽しめる場所として活用する計画を立てられました。2019年4月、いよいよ祥子さんのヨガ教室『マタンギヨガ・アンド・ライフ』が始まりました。コロナ対策でスペースにゆとりを持つため1回14人の定員で75分の教室は1,200円。ほぼ毎日のレッスンはあります。1時間前までならネット予約ができ、12~3のバリエーション豊富なメニューを選ぶことができます。

 

またヴィーガン(菜食主義料理)やマクロビオティック(玄米主食、野菜や漬物を副食に、陰陽論で食材や調理法のバランスを考える食事法)などの健康効果を考えた食育講座とマッチングした講座もあり、主宰の祥子さんをはじめ5~6人の全米ヨガアライアンス認定指導者の女性インストラクターが、多様な受講者に合ったヨガを指導してくれます、「スポーツは結果を意識してついやり過ぎてしまいますが、やり過ぎはよくないんです。一人で空いた時間にリラックスして呼吸と姿勢を整えることから始まるヨガは、やり過ぎずに長く続けることが協議スポーツよりも体に良いという理由です。満たされた有益な人生のために、自分の心と体を大事にすることから始まりですね。」と祥子さん。生徒さんはやはり女性が大半ですが、ご夫婦や若い男性もチラホラと、色々な人の出入りがあるようです。自粛要請が出ていた時期以外は、今も毎日教室を開かれていますが「方がスッキリした」「静かな本堂は気分転換になる」と、喜んでくれていることが嬉しいそうです。ウィズ・コロナの対策として、11月からオンライン・ヨガも開校予定とか。「リアルやオンラインの教室もおすすめですが、教室で習ったことを15分~20分くらい、体をもみほぐしたり、呼吸を意識して姿勢をよくすることだけでもヨガですから、習慣として続けてもらえば体の変化を実感してもらえますよ」と助言されます。

 

「自然に囲まれたこの地で、ヨガを基本から学べるスクールとして、将来は資格取得ができるインストラクター養成講座を開講したいですね」と祥子さんは熱い思いを語られます。今後も楽しく喜んでもらえる場所として、心と体の健康を高められる場の提供を続けて下さい。

 

余談ですが、2020年10月、宗派や檀家を問わずに永久に供養を提供される、個別樹木葬の霊園『梅花苑』もオープンされました。

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